愛犬、愛猫を ノミ・マダニから守ろう!



ペットに寄生するマダニについて
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マダニの種類
マダニは色々な種類があり生息場所も様々です。犬に寄生するのは約20種類のマダニで、  
フタトゲチマダニ、ヤマトマダニ、ツリガネチマダニなどがいます。
主に犬が散歩時に寄生される事が多く、猫への寄生はまれです。

マダニとダニ(ハウスダストマイト)の違い
マダニは普段、よく耳にする『ダニ』とは別の種類で、大きさも生活様式も異なります。
『ダニ』の大きさが約0.2〜0.4mmくらいなのに対して、『マダニ』は未吸血時でも
約2〜3.2mm程あります。『マダニ』の雌成ダニでは飽血状態になると体重が未吸血時の
100倍以上にもなります。(*飽血状態・・・最大限に吸血をした状態)
また『ダニ』は一般に布団や畳の中に住んでいて人のアレルギーの原因になる以外には
病原体を運ぶことが殆どないのですが、『マダニ』は様々な病気を媒介する恐れがあります。
                                                   (*参考)
マダニのライフサイクル
マダニは孵化後、幼ダニとなり草の葉の先端などに移動し、犬に寄生する機会をうかがっています。
犬に寄生した幼ダニは、発育のため吸血をし、脱皮をしながら成ダニになります。
成ダニになった雌のダニは飽血し、地上に落下して石や枯れ草の下などに卵を産みます。

マダニの恐ろしさ
雌の成ダニは飽血状態になるまでかなりの量(約1ml)吸血します。
そのためマダニが多数寄生している場合、貧血や栄養障害を引き起こす事があります。
また、マダニはバベシア症やライム病など様々な病気を媒介する場合もあります。
その他にも、アレルギー性皮膚炎やダニ麻痺を起こします。
(*マダニによって媒介される**人獣共通感染症も様々あるので、マダニを見つけても決して
  素手で触らないようにしましょう。絶対につぶしてはいけません。)
【**人獣共通感染症(ズーノーシス)・・・人と脊椎動物との間で伝わり広まる疾病ないし感染】
 ☆ズーノーシスについては今後詳しいページをつくる予定です。

マダニの好む寄生部位
犬では体全体に寄生しますが、特に目の上や耳の側、胸部、指の間など被毛の少ないところに
寄生することが多いようです。 (血を吸ったマダニは丸く膨らみ小豆のように見えます。)
マダニも脅威です!
                  
   マダニが媒介する様々な疾病     貧血や栄養障害

こんなに恐ろしいマダニ、ノミ同様予防・駆除が大切です。                            
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