愛犬、愛猫を ノミ・マダニから守ろう!



ペットに寄生するノミについて
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ノミの種類
犬、猫に一般的に見られるのはイヌノミ、ネコノミですが、犬も猫もネコノミの寄生が多いようです。

ノミのライフサイクル
成虫のノミは普段、犬、猫の体の上で生活して血液を餌にしています。
繁殖する時、ノミはカーペット、畳、何かの裂け目や隙間に卵を産みつけます。
その後卵は孵化し幼虫となり、人間や犬・猫のフケやアカなどを餌にして、
二度の脱皮の後、さなぎ、成虫へと成長していきます。                          
(室外飼育の場合は、犬小屋の敷き物、毛布の中、犬小屋の下などで
生活しています。)

ノミの寿命
成虫の寿命は通常2週間から2ヶ月程です。しかしなかには1年近く生きるものもいます。
卵やさなぎは非常に強く、殺虫剤や乾燥・高温や低温にも抵抗力があります。

ノミの恐ろしさ
成虫のノミは1日に餌である血液を体重の15倍くらい吸血するため、
ノミに多く寄生されると貧血になってしまいます。
また、ノミは瓜実条虫という寄生虫の中間宿主ですから
犬や猫が自分で皮毛をなめている最中にノミを噛み潰すと、ノミの体内にいる
瓜実条虫の卵や幼虫を一緒に飲み込んでしまうことがあります。
これが腸に寄生して成虫になり、大量寄生の場合下痢や貧血を引き起こします。

ノミアレルギー性皮膚炎(その他の皮膚炎)                 
ノミの唾液によってノミアレルギー性皮膚炎が起こることがあります。     
ノミの唾液には血を固まらないようにする作用があり、これを吸血の際に宿主に注入します。    
この唾液に対して宿主に抗体ができるとアレルギー性の皮膚炎になります。   
またノミの唾液は宿主の体にとって異物なのでこれを排除しようとしてノミに刺された箇所が    
炎症を起こす事があります。                                           
小さなノミの大きな脅威!                          
                            
    貧血         ノミアレルギー性皮膚炎       瓜実条虫の寄生による下痢   
                                                              
このように恐ろしいノミ。それではノミはどのように予防、駆除したらいいでしょう。
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